讃岐の風景を訪ねて

満潮のときは海の中に沈んでいて、
干潮のときだけ現れる水たまり。本当は「潮だまり」と言うらしい。
けれど、私は勝手に、小さな海と呼んでいる。
中をのぞくと、イソギンチャクやヤドカリ、
ヒトデやウニ、ときどきは小さな魚が取り残されていたりする。
おじいちゃんの話では、昔はもっと見かけたらしい。
防波堤ができてから少なくなったと言っていた。
小さな海の中の、小さな魚。このまま満潮までそっとしておくべきか、
それとも大きな海に帰してやるべきか。
夕日を見ながら、もう少し考えよう。

仁尾町曽保地区の潮だまり
仁尾町曽保地区の潮だまり(香川県)
主に磯などの岩場に見られる「潮だまり(タイドプール)」。
エコトーン(推移帯)とも呼ばれ、生物多様性が高いことで知られる。
潮だまりのできる環境は海岸線の風景を形成する要素としても重要な役割を果たしている。
(出典:ShopMasterのひとりごと)

私たちがつくる建築が、
誰かの会いたくなる風景になるとうれしい。
讃岐の風景をつくる。
菅組 木とともに。