自然と寄り添う暮らし

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香川県産材での家づくり

近くの山の木で家を建てる

古くからマツを中心に植林していた香川県。
ですが、昭和40年代後半に起きたマツクイムシによる被害をきっかけに、
ひのきを中心とした植林が行われるようになりました。

その結果、香川県材の成長は他県に比べ15年ほど遅れていますが、
雨の少ない気候でゆっくりと育つひのきは歪みが少なく、
建材用にも加工しやすいという優れた特質を持っています。

菅組ではその香川県産ひのきを積極的に家づくりに取り入れています。
同じ香川の地で育った樹木は、「家」に生まれ変わっても、気候にしっくりと馴染み、その土地にどっしりと根付きます。



山を元気にしよう

菅組では、オリジナルコンセプト住宅「讃岐舎(さぬきのいえ)」をはじめ、
建材に香川県産ひのきを積極的に利用しています。

たとえば菅組オリジナルのフローリングは
香川県産ひのきの間伐材を使用したもの。
弾力があり、素材そのもののあたたかみもあり、
時が経つにつれて、独特の味わいある色に変化します。

また香川県産ひのきを利用したオリジナル玄関ドアも開発。
木の玄関ドアはアルミなどの金属製とはちがい、
優しく出迎えてくれるようなあたたかみを感じられます。
そして、月日を経るごとに味わいを増し、
変化を楽しむことができる素材でもあります。


森林が健全に育成するためには、間伐は欠かせないものです。
ですが日本では間伐材の需要が少なく、
間伐しても経費が出ないためほとんどの山が放置され、
山の荒廃が進んでいるのが現状です。

そのような残念な状況を少しでも改善し、
山が活性化するようになれば…。
香川県産ひのきの間伐材の積極的な利用には、
近くの山で健全な木材が育つように、という願いも込めています。

ひのきの無垢材ならではの弾力やあたたかみ、
そして時とともに独特な味わいがある色に変化する様子は
住まい手にとっても楽しいものです。

何より風土に合った家づくりが叶うのも、県産ひのきを使う魅力ではないでしょうか。


香川県産ひのきのオリジナルフローリング

香川県産ひのきのオリジナル玄関ドア

木の香りや肌触りを感じるしつらえ

香川県産ひのきを惜しみなく使いたい。
そんな思いもあり、菅組ではさまざまな家具にも展開しています。

たとえば香川県産ひのきの小径木間伐材を有効利用した、学童用机とイス。
小径木と呼ばれる直径14cm未満の間伐材(樹齢35年前後)は、
建築に使われる柱の最小サイズをとる事ができないため、
特にその利用方法が限られます。
ですが、お子さんたちが使うサイズとしてはぴったりの
素敵な家具を生み出すことができます。


木目が美しい机。どこか懐かしさもあります

しっかりと組まれたイスは、座り心地も快適です

また、同じく小径間伐材を使った「ヒノッキチェア」も
オリジナルのイスです。
こちらはリビングルームの主役にもなりそうな存在感があります。

学童用机やイスとともに、
古木里庫で展示・販売しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください。


ヒノッキチェア。座面が大きく座り心地もバツグン

無垢の風合いは年月とともに、味わい豊かに変化します


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