自然と寄り添う暮らし

MENU

自然と寄り添う暮らし

1000000人のキャンドルナイト

はじまりのお話

キャンドルナイトがそもそもどうやってはじまったのかという
「はじまりのお話」をしたいと思います。
    
キャンドルナイトは2001年、アメリカで打ち出された
「どんどん原子力発電所をつくろう」というエネルギー政策に反対して、
カナダで起こった「自主停電運動」が起源とされています。
その動きは世界中へ波及し、スローライフムーブメントとして広がりをみせました。

日本でも2001年の夏至の日から、
東京・国分寺にある「カフェスロー」というカフェを「暗闇カフェ」と称し、
電気を消して営業しました。

そのプロジェクトがとても楽しかったという大勢の人々の声と、
「100万人の広がりを持ちますように」との願いを込めて、
「100万人のキャンドルナイト」はスタートしました。

100万人のキャンドルナイトは1年でもっとも夜の短い夏至の日と、
もっとも夜の長い冬至の日の夜8時から10時までの2時間だけ、
「電気を消して過ごそう」というコンセプトのみを共有し、
あとはそれぞれが自由に好きなことをしようという試みです。



古木里庫でのキャンドルナイト

私たち菅組は2003年の第1回から賛同し、
ここ数年は「古木里庫」で開催しています。
イベント当日は各所に置かれたキャンドルのあかりのもと、
時間の流れをゆっくりと感じていただいています。

お話を聞いたり、キャンドル作りなどのワークショップに参加したりと、
ご家族やお友達と思い思いの時間を過ごすことができます。



〈呼びかけ文〉

    私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
    夏至・冬至・夜8時から10時の2時間、
    みんなで一斉にでんきを消しましょう。
 
    ロウソクの光で子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
    静かに恋人と食事をするのもいいでしょう。
    ある人は省エネを、ある人は平和を、
    ある人は世界のいろいろな場所で生きる人々のことを思いながら。

    プラグを抜くことは新たな世界の窓を開くことです。
    それは人間の自由と多様性を思い起こすことであり、
    文明のもっと大きな可能性を発見する
    プロセスであると私たちは考えます。

    一人ひとりがそれぞれの考えを胸に
    ただ2時間、でんきを消すことで、
    ゆるやかにつながって「暗闇のウェーブ」を
    地球上に広げていきませんか。
   
    「でんきを消して、スローな夜を。」 100万人のキャンドルナイト



  1. ホーム
  2. 地域のこと
  3. 木を大切に想う心から生まれた「古木里庫(こきりこ)」
  4. 1000000人のキャンドルナイト

関連する取り組みはこちら

TOP