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1000000人のキャンドルナイト「人生フルーツ」上映会

1000000人のキャンドルナイト「人生フルーツ」上映会を開催!


「粟井の風景の中に 讃岐舎 」 完成見学会

開催日 : 2018年 12月21日(金) ■予約制/定員50名■
時 間 : 19:00~20:40ごろ(18:30開場)
会 場 : 古木里庫
入 場 : 無料
主 催 : 株式会社菅組

※お車の方は、古木里庫と道路を挟んで向かいの臨時駐車場をお使いください。

映画「人生フルーツ」を通して、本当の豊かさについて考えてみませんか?
菅組がお贈りするスローな2時間。
薪ストーブの炎のゆらめきを見つめながら、ゆっくりと思いにふけってみてください。

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         スケジュール
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18:30 開場
19:00 開演 / 菅組からのメッセージ
19:10 「人生フルーツ」上映
20:40 終了
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        予約・お問い合わせ
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代表者のお名前・お電話番号・ご住所を下記連絡先までお知らせください。
席数に限りがあるため、定員50名になり次第締め切らせていただきます。

古木里庫 こきりこ

三豊市仁尾町仁尾乙264
TEL 0875-82-3837
営業時間 10:00~17:00
http://kokiriko.jp
Mail kokiriko@suga-ac.co.jp


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        映画「人生フルーツ」
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風が吹けば、
枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、
土が肥える。
土が肥えれば、
果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。
人生、フルーツ。

 愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が、妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わります。刺繍や編み物から機織りまで、何でもこなす英子さん。ふたりは、たがいの名を「さん付け」で呼び合います。長年連れ添った夫婦の暮らしは、細やかな気遣いと工夫に満ちていました。そう、「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」とは、モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの言葉です。

 かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの都市計画に携わってきました。1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめましたーー。あれから50年、ふたりはコツコツ、ゆっくりと時をためてきました。そして、90歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。

 本作は東海テレビドキュメンタリー劇場第10弾。ナレーションをつとめるのは女優・樹木希林。ふたりの来し方と暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索の旅が、ゆっくりとはじまります。