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「仁尾の風景」十一月~秋のつるべ落とし~ を公開しました。


山と海に囲まれた自然豊かな町。古い町並みが残る歴史ある町。
路地を歩けば人と人が触れ合う、今も昔も変わらないあたたかな日常がここにはあります。
仁尾町ご出身の塩田さんが切り取る、四季折々に移りゆく「仁尾の風景」を毎月、写真を通しご紹介しています。

十一月。

『釣瓶落しといへど光芒しづかなり』(水原秋桜子)

「つるべ落とし」は秋の季語です。秋の日が急速に暮れていくさまが、急速に井戸の底へと落ちていくつるべのようであることから、「秋の日は釣瓶落とし」と言われるようになりました。 秋の夕暮れ、木の葉もすっかり紅葉し、落陽に照らされた静かな町を歩くとこんな句が似合う風景に出会いますね。

「釣瓶落とし」という妖怪もいます。こちらはちょっと不気味なので、ここでは詳しく書きません。ご興味のある方は調べてみてください。

「仁尾の風景」十一月~秋のつるべ落とし~
→バックナンバー「仁尾の風景」はこちらから。