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山と海に囲まれた自然豊かな町。古い町並みが残る歴史ある町。
路地を歩けば人と人が触れ合う、今も昔も変わらないあたたかな日常がここにはあります。
仁尾町ご出身の塩田さんが切り取る、四季折々に移りゆく「仁尾の風景」を毎月、写真を通しご紹介しています。

『初秋や海も青田の一みどり』松尾芭蕉

昼間の暑さは残りつつ、こんなにもあっという間に秋になるなんて…と思わせる朝晩の冷え込みに驚いています。一面に広がる稲田の、爽やかな風に揺れる穂波。虫の声もにぎやかな夕暮れ時。山の向こうに見える入道雲と雷光に、短い夏への名残惜しい気持ちもありつつ、野道を歩けば彼岸花や栗を見つけて、秋の訪れに目が喜んでいます。

→「「仁尾の風景」九月～晩夏～初秋～
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