自然と寄り添う暮らし

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「讃岐緑想」の生物多様性を育むビオガーデン

生物多様性保全をめざして


四国学院大学

菅組は地域の生態系を守るため、生物多様性の保全に向けた様々な取り組みを行っていきます。

ここ讃岐緑想の庭には約60種類、約720本の草木を植栽しています。
景観としての庭づくりだけにとどまらず、野鳥や昆虫等の野生生物の生息場所としての役割をもち
地域生態系とエコロジカルネットワークとして繋がっていきます。このようなビオトープとしてのスポットを、
今後建築の周辺に積極的に構築していくことで地域の生態系をより豊かにすることができ、
ひいては私たちの暮らしを豊かにすることにも繋がります。

建築をつくり続けることで、生物多様性をより豊かにしていくことができれば、
こんなに素晴らしいことはないと私たちは考えます。


ハビタット評価認証(JHEP)AAAを取得


白栄堂


生き物が行き交う街づくり

JHEP(ジェイヘップ)は日本生態系協会が創設した環境評価手法で、
事業を実施する前よりも生物多様性の価値が向上した取り組みを、定量的に評価、認証する日本唯一の認証制度です。
讃岐緑想ではその取り組みが評価され、2020年に四国地方において初、
また戸建てモデルハウスとして全国初となるJHEP認証事業として認められました。
しかも評価は最高ランクのAAAでの取得となりました。

自然の生態系は現代世代及び将来世代の最も大切な生存基盤です。
その生態系の構成要素である生物の多様性は、私たちにとって遺伝子資源としても、なくてはならない基本財産です。
その生物の多様性の価値がこれまで、漠然としたイメージで取り扱われてきました。
JHEPにより、「動物の住みやすさ(HSI)」、「植生の地域らしさ(VEI)」という2つの指標を用いて数値化し、
事業の前後を比較することで、生物の多様性の保全や再生の効果を明確に示すことが可能となりました。
本認証は世界レベルの厳しい基準によるもので、消極的な環境への配慮では取得困難です。
それだけに、認証を取得した取り組みは、社会に大きく貢献するとともに、世界へ発信可能な事業であると言えます。
(日本生態系協会)



評価認証機関:公益財団法人 日本生態系協会
認証日:2020年11月30日
有効期限:2025年11月29日
認証番号:1-4403001-2001/00
評価ランク:AAA

構成樹種



アベマキ・コナラ群集を目標植生とし、
タブノキやイロハモミジなど地域の植生樹種を中心に約50種類の樹木、10種類の草本を植栽。
ほとんどの植物を在来種のものとし、うち14種ほどは近隣の三豊市、観音寺市で採種した地域種苗を使用しました。
その他のものもできるだけ瀬戸内地方の遺伝子を持った苗にこだわっています。


三豊市、観音寺市の種から育てた樹種
(アキグミ・トベラ・シャシャンボ・イボタノキ・コバノミツバツツジ・エノキ・コナラ・カマツカ・フユイチゴ・ミツバアケビ・ノブドウ・サネカズラ・フジ・コマユミ)


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