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志々島の両墓制

船がまもなく島に到着するというとき、
その風景は見えてきた。
カラフルな屋根を持つ、
小さな家のような建物が密集している様子に、
思わず「かわいい」と口に出してしまった。
それがお墓であることを教えてくれたのは、
島の女性だった。
塩飽諸島をはじめ、佐柳島、高見島など、
いくつかの瀬戸内の島々に残る
暮らしの風景「両墓制」。
ご遺体を埋葬するお墓「埋め墓」と、
お参りするお墓「参り墓」。
ひとりの人にふたつのお墓が存在する。
未来へ伝えたいふるさとの風景がある。


志々島の両墓制(香川県三豊市詫間町)

三豊市詫間町沖に浮かぶ志々島。
樹齢1200年以上と言われている大楠があることでも知られています。
港近くの海岸線沿いにある、まるで集落のような埋め墓。
カラフルな屋根を持ち、すだれを垂らした小屋が並んでいます。

(出典:ShopMasterのひとりごと
私たちがつくる建築が、
誰かの会いたくなる風景になるとうれしい。
讃岐の風景をつくる。

菅組

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