久保谷の棚田
上の田んぼから下の田んぼへ。
だんだんと水が流れていく。
水田の一枚一枚がまるで鏡のように、
きらきらと輝いている。
何世代にもわたり、この地に暮らす人々によって、
受け継がれ、守られてきた棚田の風景。
一体、何時間眺めていただろう。
気がつくと、夕暮れ。
水をたたえた田んぼが、黄金色に染まっていた。
向こうに見える海も、同じ色をしている。

久保谷の棚田(香川県三豊市三野町)
棚田とは、山間部などの傾斜地に階段状につくられた水田。
お米がつくられるとともに、多様な生物たちをはぐくむ場所にもなっています。
(出典:ShopMasterのひとりごと)
私たちがつくる建築が、
誰かの会いたくなる風景になるとうれしい。
讃岐の風景をつくる。
菅組