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トントン葺き(枌葺き(そぎぶき))

香川県丸亀市の神社の建て替え工事現場より。

トントン葺きの作業風景です。

トントン葺きは、正式には「枌葺き(そぎぶき)」(徳島弁では"そげぶき"というらしい)と呼ばれるようで、約1mmの厚みの薄い杉板を重ねて葺いていきます。

現在、このトントン葺きをする建物が減少したこともあり、薄い杉板を製造している会社も激減しているそうです。
今回使用したのは、青森県八戸市の貴重な品です。

作業してくださったのは、四国唯一のトントン葺き専業の職人さんです。(徳島県鴨島町 3代目)
打ち付けをするタッカーは、杉板の伸縮に対応できるように浮かし打ちというやり方です。

トントン葺きは、雨水の侵入を防ぐ防水シートの役割をします。
そして、この上に日本瓦を葺いていきます。


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