「仁尾の風景」七月~梅雨開け~を公開しました。
山と海に囲まれた自然豊かな町。古い町並みが残る歴史ある町。
路地を歩けば人と人が触れ合う、今も昔も変わらないあたたかな日常がここにはあります。
仁尾町ご出身の塩田さんが切り取る、四季折々に移りゆく「仁尾の風景」を毎月、写真を通しご紹介しています。
文月(ふみづき)
『のうぜんの花を数へて幾日影』夏目漱石
この季節、街を歩けば必ず目に入る赤やオレンジの花、ノウゼンカズラ。この濃いオレンジの花を見ると実に華やかで、夏の訪れに目も心も楽しませてくれる。凌霄花(りょうしょうか・のうぜんか)とも呼ばれ、夏の季語として多くの俳句などで詠まれている。今年はコロナ禍の中での東京オリンピック開催となり賛否もあるが、ノウゼンカズラのように頂点を目指す選手たちの、一点の曇りもない眼差しには心からのエールを贈りたい。
→「「仁尾の風景」七月~梅雨開け~
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