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宮大工がつくる 住宅の薬医門の工事から完成まで

あるお宅の薬医門(やくいもん)の建て替え工事をさせていただくことになりました。
薬医門は、社寺だけではなく城郭や邸宅にも使われている門です。

まずは、当社の加工場で彫り物などを手刻みしている風景です。
柱や梁を仮に組み、数ミリのズレもないよう何度も微調整を重ねていきます。
数種類の鑿(のみ)や鉋(かんな)を使い分けて作業します。



次は、門の建て方の様子です。
加工場で手刻みした柱や梁を、掛矢(かけや)や玄能(げんのう)を使い組んでいきます。



垂木(たるき)・野地板(のじいた)・懸魚(げぎょ)の取り付け風景です。



最後は、扉などを取り付けて完成です。
歴史あるお宅を守るように堂々と佇む薬医門の姿を、どうぞご覧ください。


私たちのつくる建築が
誰かの会いたくなる風景になるとうれしい
讃岐の風景をつくる・・・・
sugagumi


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