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【お寺の再生 #03 #04 #05 #06 】宮大工の仕事

あるお寺の再生現場よりお届けします。宮大工の仕事風景をどうぞご覧ください。

1>お寺の鐘楼門を再生するため、屋根の破風部分などを実測を行っている様子です。
その一部を本社の加工場に持ち帰り、新しくつくりなおします。

2>新しく生まれ変わるお寺の鐘楼門の主棟鬼飾りを彫り作業風景です。
べニア板の型板を基に、鑿を使い手彫りしていきます。

3>新しく生まれ変わるお寺の、本堂の軒先再生と茅負(かやおい)、裏甲(うらごう)の取り付け風景です。
◾茅負(かやおい)・・・化粧垂木のすぐ上に直交して乗り、裏甲(うらごう)とともに軒先を構成する部材です。
◾裏甲(うらごう)・・・神社仏寺の建築で、軒先の厚みを見せるために茅負(かやおい)の上に取り付ける化粧板です。

4>新しく生まれ変わるお寺の、本堂の桔木(はねぎ)の搬入風景をお届けします。
◾桔木(はねぎ)・・・社寺建築の屋根勾配に沿って外側から小屋裏に深く差し込み、軒先の屋根の荷重を支える部材のことです。

今回の桔木は、となの山の谷あいに育った曲がり癖(アテ)のある香川県産檜(ひのき)です。
平均樹齢80年、最長10m、最大600㎏にもなります。

レッカーで吊って足場に一旦預け、人力で小屋裏へ引っ張り込みます。

【竣工写真】はこちら


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sugagumi