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林業家と大工の仕事 ~大黒柱伐採と背割り作業の様子~

2023年3月12日(日)に香川県仲多度郡まんのう町の林業家 豊田さんの山で大黒柱伐採の特別編を開催いたしました。

その時の様子と、その伐採した樹齢約100年の檜の「背割り」作業風景をお届けします。
今回の大黒柱は、八角形です!
豊田さんの山の中でも、これほど良質で大きな檜はないという立派で貴重な木ということでした。

背割りとは、芯持ち材の乾燥収縮による割れを防ぐために、あらかじめ見えない背の部分に、樹心に達する割れ目をつくっておくことです。

背割りがあることで、木の中心までしっかり乾燥し、また、乾燥過程で発生する割れの代わりになり、別の場所への割れが発生しにくくなるという効果があります。

名前の由来・・・木には背と腹があり、背にノコを入れ、背を割るから「背割り」というそうです