詫間町のお寺にて02
| 大工
昨日ご紹介した山門です。
金具をピカピカに磨いて扉を設置。これで完成!
…と思いきや。隙間をチェックする大工さん。
新築とは違い、数年~何十年も経過し雨風などの影響を受けた既存の木造建築物は、必ずしも当時と同じ形とはいえません。
そのため加工場で作ったものを合わせて、現地で僅かな歪みを調整します。
今回は金具の位置を調節すれば解決できそうです。
しかしここからが大仕事でした。
錆びた金具が木と一体化して、一ミリたりとも動きません。
抜いた留め金にも錆が(@_@)
大工さん二人で呼吸を合わせ、振動を与えながら少しずつ動かします。
最終チェック。どうやらうまくいったようです(^_^)
大工仕事のあとは左官さんが漆喰を塗って完成です。
あともう少し!
by sio