働く木造船「みかん船」
| 雑誌掲載
先日、雑誌「せとうち暮らし」さんで連載していただいている「船大工探訪」の取材に同行してまいりました。
家大工が船大工を訪ねる旅。
舞台は中島という愛媛県の沖に浮かぶ島。現役で働く木造みかん船を訪ねます。
この船を作ったのは第二回の船大工探訪でインタビューさせていただいた加瀬野久志さんのお父さま。
今回は久志さんも取材に同行していただきました。
松山市「中島汽船」に乗って、いざ出港!
「中島汽船」のフォントがかわいいです。
「島」はいかり、「船」の丸は浮輪かな?
同じ瀬戸内海でも、香川の海とは印象が違いました。
島と島が近く、小さくてかわいい島もたくさんありました。
フェリーの中でライターさんやカメラマンさんと打合せしていると、加瀬野さんが目的のみかん船を発見!
こんなに遠くてもしっかりと分かるなんて!(*^^*)
中島に着くと同時に、みかん船もみかんをたくさん積んで帰ってきました。
荷降ろしは、船の中と外、クレーンやリフトなど、それぞれの連係プレーで素早く行われます。
こちらはクレーンの操作室。一畳もない!?
このクレーンにひっかけて、ミカンを船から外へ、船から外へ…
船の中にはミカンがいっぱい!
すぐ隣の集荷場です。
見渡す限りのミカン!
カラフルだったので思わず撮影。
仕事を終えたみかん船。
船長の濱松さん。
船との出合いなど、いろいろなお話を聞かせていただきました。
その内容は次回「せとうち暮らし」をお楽しみに!
中島の町を少し散歩。趣のある建物や路地がありました。
お昼ご飯は「瀬戸」さん。
港で働く人はみんなここへ来るそうです。
「鍋焼きうどん定食」に当たり前のようにみかんがついてきました\(^▽^)/
甘くておいしかったです。
取材の模様は、古木里庫のブログ「古木里庫じかん」でもご覧になれます。
こちらもぜひどうぞ。
濱松さんや加瀬野さんの言葉ひとつひとつに、船への愛情があふれています。
半世紀も大切に乗り継がれてきた木造船。
まだまだ元気に働く姿がたくましく感じました。
by sio