せとうちスタイル取材in大島
| 雑誌掲載
2018年2月25日(日)に、雑誌せとうちスタイル取材で、香川県高松市の大島に行ってきました。
この島には、国立療養所大島青松園という島内にある国立ハンセン病療養所があり、国内にある国立ハンセン病療養所の中で、唯一の離島施設です。今も約60名の方が療養生活を送っています。
今回の旅は、女性5人と男性(社長)1人という女性率が高い取材になりました。
(こえび隊の笹川さん、カメラマンの牧浦さん、せとうちスタイルの山本さんと難波さん、菅組社長、私)
大島青松園の周辺の道路には、道の真ん中に白いラインが引かれています。盲人の方は白線は見えるので、これを頼りに歩くための目印となっています。高松本土では見かけない風景です。そして、盲人の方たちのための音楽も常に流れています。
「風の舞」 1992年(平成4年)に約1000人のボランティアの協力でつくられたモニュメントです。ここに眠る魂が風に乗って、自由に解き放たれるようにという願いが込められているそうです。
アメリカのウィリアム・メレル・ヴォーリズがつくった建築物のひとつ「大島療養所礼拝堂」。
大島の梅は美しく咲き誇っていました。
納骨堂の中には、ハンセン病で島に来て、亡くなってもいまだに故郷に帰ることのできない約2,000名の方々の骨つぼが並べられているそうです。
そして今、大島の150分の1のサイズのジオラマをつくるプロジェクトが始まっています。
大島ジオラマプロジェクト
昭和30年代前半、入所者が一番多く住んでいた時代を再現します。
その制作現場にお邪魔してきました。
完成が楽しみです。
今回の記事は、4月に発行される、雑誌せとうちスタイルに掲載予定です。ぜひご覧ください。
by_USA