自然と寄り添う暮らし

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香川のため池での生態系保護活動

ため池での絶滅危惧種保護活動

香川県は全国有数のため池保有県であり、ため池は農業用水の確保にとどまらず、
多様な動植物を育む地域の生態系を支える重要な存在でもあります。
しかし近年、外来種の増加や水質変化などによって、在来生物の生息環境が失われつつあります。

菅組は、香川淡水魚研究会が主導する「絶滅の恐れのある水生生物の調査および生物多様性保全活動」に協力、
ため池の整備と観察のためのデッキを制作しました。
この活動は、地域のため池を舞台に、外来魚の駆除や水質調査、生息状況の記録などを通して、
在来種が暮らしやすい環境の再生を目指す取り組みです。
現地では、地元の大学生や高校生も調査に加わり、
世代を超えて地域の自然と関わる活動として広がりを見せています。

2025年6月の調査では、香川県希少野生生物保護推進員の指導のもと、
菅組社員も香川淡水魚研究会の皆さんに同行し、採捕および撮影を実施しました。
その結果、「絶滅危惧IB類」に指定されているカワバタモロコを数匹確認することができました。


カワバタモロコ(絶滅危惧IB類)

他にも、メダカやヨシノボリ、ヌマエビなどが確認できました

菅組は今後も、地域の専門家や教育機関、関係行政と連携しながら、
「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の理念のもと、生物多様性の保全と人と自然が共に生きる地域づくりに貢献していきます。

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