SDGs レポート

絶滅危惧種保護池の生物たち

絶滅危惧種保護池の生物たち



2022年に整備した、香川淡水魚研究会と協同でニッポンバラタナゴやカワバタモロコの保護を目的としたため池にて、定期的な生物調査を行いました。
※本調査は、香川県希少野生生物保護推進員の指導の下で実施し、同行のうえ採捕および撮影をさせていただきました。

観察デッキは、池の生物に悪影響を与えないよう配慮し、杭にはモロダの無垢材を、デッキ材には杉や檜に植物由来の高耐久注入剤「フランウッド」を使用しています。

香川県希少野生生物保護推進員の指導の下、たも網やもんどりで生物を採集していきました。


絶滅危惧種保護池の生物たち

絶滅危惧種保護池の生物たち

絶滅危惧種保護池の生物たち

絶滅危惧種保護池の生物たち

【採集結果(もんどり4か所)】

・カワバタモロコ:4匹
 (34mm:2匹、37mm:1匹、40mm:1匹)
・シマヒレヨシノボリ:12匹
・メダカ:84匹
・ヌマエビ:6匹
・スジエビ:1匹

今回の調査では、カワバタモロコが4匹確認できました。


絶滅危惧種保護池の生物たち

カワバタモロコ


絶滅危惧種保護池の生物たち

シマヒレヨシノボリ


絶滅危惧種保護池の生物たち

ヌマエビ


絶滅危惧種保護池の生物たち

メダカ


今後も地域の皆さまと連携しながら、希少な淡水魚たちのすみよい環境づくりを続けてまいります。
小さな命が静かに息づくこの場所が、未来へとつながる自然の学び場となることを願っています。