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左官職人の仕事 「寒水石入り漆喰壁」・型枠大工の仕事「杉板型枠の脱型」・石工の仕事「重量27トン超えの庵治石・巨石の設置」

左官職人の仕事 「寒水石入り漆喰壁」Plasterer’s craft Kanzui-ishi-infused plaster wall

今回の動画では、寒水石(かんすいせき)入り漆喰壁の施工工程と仕上がりの美しさを紹介します。
寒水石の粒の違いを生かした左官仕上げは、壁に奥行きと豊かな表情をもたらします。

漆喰には伝統工法として海藻糊や麻スサを加え、調湿性や耐久性を高めています。
熟練の左官職人によるコテさばきや押さえの技術が、壁に独特の質感と輝きを与える様子もご覧いただけます。

この動画を通して、天然素材の魅力と職人技の奥深さを感じていただければ幸いです。

◇本動画のポイント

・下塗り・上塗りの工程
・寒水石の押し込みによる表情づくり
・海藻糊入り漆喰の調湿効果
・仕上げの押さえ作業


型枠大工の仕事 ~Formwork Carpentry Work~ 杉板型枠の脱型 Formwork removal

打ち込んだコンクリートから型を外す——
それは、木のぬくもりが姿を現す“感動の瞬間”です。

杉板型枠をゆっくりと外していくと、木目がコンクリートに美しく転写されていきます。
この独特の表情は、同じものが二つとない自然の模様。
職人の手仕事と素材の力が合わさることで、空間に温かみと存在感が生まれます。

工法:杉板型枠コンクリート仕上げ
特徴:木目の風合いが活きる美しい仕上げ
施工:株式会社 菅組


石工の仕事  重量27トン超えの庵治石・巨石の設置 Stone Masonry: Installation of Aji Stone Monoliths (Over 27 Tons)

重さ約27トンの庵治石が、現場に降り立ちました。
巨大な石を、職人たちが声を掛け合いながらミリ単位で設置していく緊張の瞬間。
さらに、海外から取り寄せた石の水風呂や浴槽も続々と搬入。
巨石が並ぶ光景は、まさに圧巻です。

自然の素材と、職人の技が出会うとき——
建築の現場は、ただの作業場ではなく“作品を生む場所”になります。