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ある日のすがぐみ

NAGARE

世界的に活躍する彫刻家、作庭家の「流 政之」氏の作品集を見る機会がありました。

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ミカゲ石、ブロンズ、大理石、ステンレス、安山岩などで造られた作品の数々が多数掲載されています。
私が気になったのは、作品のタイトル・・・・。

たとえば「パチパチ」や「マッテチョ」、「ながれもん三度笠」、「思うつぼ」、「ええやんかJr」など
親しみあふれるネーミングの作品もたくさん♪(b´Д`)b

パチパチ
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ながれもん三度笠
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流政之の代表的な作品の「サキモリ」や「雲の砦Jr.」も、もちろん掲載されています!

■左:サキモリ 右:雲の砦
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「サキモリ」と「雲の砦」の意味もご紹介♪※ナガレ広辞苑 第一版より
サキモリ 
流作品の代表的形態。30年間流が探し求め続け1984年に出来上がったという抽象のひと型彫刻。
古代、外地に対する防備として配置された無名の兵士「崎守」に由来するタイトル。
ミカゲ石、木、ブロンズ等さまざまな素材によって造られている。
内蔵をくり抜いたように胸部に方形の穴があけられている。
胸なのか腹なのか、穴は人のなかで最初に腐る部分、ともいう。
あらゆる欲望を取り除かれてサキモリは死ぬことをゆるされず戦場にたちつづけるのである。

雲の砦[くものとりで]
1975年、ニューヨークの世界貿易センタービル前の広場に流が設置した作品。
依頼はニューヨークポートオーソリティー、ビルの設計者、ミノル・ヤマサキ。
7年後に完成、彫刻は黒ミカゲ石により幅10m、高さ4.3m、奥行5m、重量250t。
三角錐がふたつひねられて連結されており、その両端が少し浮き上がる形状。流は「浮上三角形」と呼んだ。
当時は世界最大の石による現代彫刻と呼ばれた。
20のパーツに分かれる石が、緻密な構造計算によって連結されていた。
制作、設置に携わったスタッフは、太田秀雄、野田敏雄、岡崎末広、泉重明の4人。
2001.9.11の同時テロの際、真下にあった作品の安否は当初定かではなかったが、UPIカメラマン撮影の写真には救助活動をする消防士の向こうに黒くそびえるふたつの三角の影がみえ、テロによって破壊されたのではなかったことが明らかになった。
「NANMOSA流政之展」に出展された「雲の砦jr.」は幅5mで、二分の一の大きさ。
北海道を守る平和の砦として蘇った。



長々と書きましたが、流政之氏は現在も現役で作品を造り続けられています。
思いや願い、感情などを「もの」として形に表現するということのスゴサ。
これからも素晴らしい作品を世に生み出してくださることを願います(*^-^*)