梧陽堂密談室跡(ごようどうみつだんあと)
| 人物
琴平町にある「丸尾本店」。1885年(明治18年)創業で、江戸時代より続く造り酒屋さん。お酒の「悦凱陣(よろこびがいじん)」を販売しているお店でも有名です。
ここは幕末期に「長谷川佐太郎」が住んでいた家でもあります。
この丸尾本店は幕末期は「新吉田屋」という屋号でした。
そしてあの高杉晋作を一時期かくまった場所とされています。
高杉晋作たちが密談を行っていたという証拠の木製碑が今なお現存していました。
高杉晋作と強いつながりのあった日柳燕石(くさなぎえんせき)を兄のようにしたっていた長谷川佐太郎。(同じ琴平出身)
その日柳燕石からの依頼で高杉晋作を匿ったとされているようです。
高杉晋作たちが平常時に茶室で密会していたとされ、その茶室の名前が「梧陽堂(ごようどう)」だったそうです。
そのため木製碑に「梧陽堂密談室跡」と書かれています。
約150年前の出来事。
歴史を感じるひとときでした。
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