ヘルメット131個をリサイクルしました
ヘルメットのモデルチェンジに伴い、旧モデルの使用済みヘルメット131個を回収し、一般社団法人日本ヘルメット工業会のリサイクルセンターへ送りました。
リサイクルセンターでは、以下のようなプロセスを経てリサイクルが行われます。
1.材質別の解体・分別
使用済みヘルメットを材質ごとに解体し、分別します。
2.破砕と再利用
解体・分別されたヘルメットを破砕し、材質に応じて再利用します。
- 再生プラスチックとしての再利用(マテリアルリサイクル)
再生可能な材質は、新しい製品の原料として活用されます。
マテリアルリサイクルは、エネルギー消費やCO₂排出量を抑え、資源を効率的に再利用する環境に優しいリサイクル方法です。
- セメント原料や熱源としての再利用
マテリアルリサイクルが難しい一部の樹脂は、セメント原料や熱源として再利用され、家電部品や建築材料などにも活用されます。
リサイクルには、ヘルメット1個につき100円の費用がかかります。この費用には、ヘルメットの回収、加工工場までの運搬費、処分費が含まれています。運搬費や処分費を負担することで、無駄な廃棄を減らし、資源の有効活用を促進することを目指しています。
私たち菅組は、ヘルメットに限らず不要になったものをただ処分するのではなく、再利用すること、さらには環境と未来を見据えた循環型社会の実現に向けて、ごみを減らす4Rの取組みを実践してまいります。
4R(フォーアール)とは
4Rとは、ごみを減らすための運動で、リフューズ(Refuse)、リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の4つの頭文字を組み合わせた言葉です。
4Rの各行動は次のとおりです。
リフューズ(Refuse):不要なものを買わない、断ることでごみになるものを発生させない
リデュース(Reduce):ごみを減らす
リユース(Reuse):くり返し使う
リサイクル(Recycle):ごみを資源とする
4Rの行動のうち、特にごみの発生や資源の消費を根本から減らす「リフューズ」が最も重要な行動とされています。