菅組 安全大会2024を開催
毎年、7月1日〜7日に実施される「全国安全週間」に合わせて、菅組の協力業者さん(菅生会を含む)にお集まりいただき、「安全大会」を実施しています。
安全大会とは、建設現場でもっとも優先すべき労働者の安全についての理解を深め、建設現場における事故や労働災害を防ぎ、安全への意識づくりを行う決起集会のことです。
今回は2024年6月14日(金)に香川県観音寺市にあるハイスタッフホールで開催いたしました。
株式会社菅組 菅徹夫
◆社長の挨拶(一部)
2024年問題で建設業界も働き方が変わってきました。ただ、時間的なことだけが先行し、働き方の内容に踏み込めていない現状に疑問を感じてもいます。
建築という仕事そのものの中にある「やりがい」をもっと見出していけないかと思います。その仕事のやりがいを若い人にもどんどんアピールしていきたいと考えています。
建築は、専門業者さんや職人さんたちの手が最終的にモノの価値を決めると思っています。そこに「建築をつくる」おもしろさも同時にあると思います。それをもっとこれからの時代に追求していく必要があるのではないでしょうか?
職人の手の痕跡がなくなると建築の価値がどんどん下がっていくように思います。そういったことにならないために、皆様と一体となって技術や伝統の継承していくことが重要な課題と考えています。
それぞれの立場で、継続していけるよう取り組んでいただければと思います。
菅生会の会長 有限会社 三野組 三野正彦さま 挨拶
安全優良表彰の専門業者の方々【安全表彰会社】:株式会社 浜崎、日本電設工業 株式会社 四国支店、有限会社 七宝重機、有限会社 山下鉄筋、株式会社 四電工
当社の取り組みについて
安全衛生基本方針・重点実施事項(安全衛生管理計画書)より、品質管理部の代表から安全や健康に関する注意事項や、事故防止のための対策などを周知させていただきました。
また、労働安全衛生規制法の改正に伴い、関連する業者さんに改めて納品部品(素材)の確認をお願いいたしました。
安田 登 さん
そして安全大会では、毎回講師をお招きして私たちにとって役に立つ講演をしてくださいます。
今回は、以前当社の全社会でもお世話になった「安田 登」氏をお招きして「能楽師はケガをしない」というタイトルでご講演いただきました。
表情が少し違う能のお面を持った安田 登さんとお弟子さん
能楽の世界の話から、どんなことも前向きに挑戦しつづける安田さんの生き方、能の動きから学ぶケガをしない歩き方などをお話しいただきました。
弟子歴7年目の女性のお弟子さんとともに、能もご披露いただきました。
安全宣言 参加者代表 後藤設備工業 株式会社 代表取締役 後藤真一郎さま
最後は、安全宣言をおこない2024年の安全大会は閉幕いたしました。
ご参加いただいた協力業者の皆様、ご講演いただいた安田さんとお弟子さん、ありがとうございました。