中学生が職場体験に来てくれました*
菅組本社のある三豊市仁尾町の中学校から、2年生の生徒2名が11月27日と28日の2日間、古木里庫に職場体験に来てくれました。
初日は、菅組が毎年秋から冬にかけて開催している「大黒柱伐採ツアー」の取り組みを紹介し、その中で生まれた商品である「大黒箸」の詰め合わせセットを一緒に作りました。このツアーでは、上質なヒノキを伐採し、その柱になる芯部以外の端材を有効活用して「大黒箸」を製作しています。お箸は、ツアーのお弁当などに使用されるほか、持続可能な木材利用を象徴するアイテムとして使用しています。
午後は、クリスマスツリーの飾り付けを楽しみながら行い、その後は切り株椅子の座り替えや古布を使って販売商品の製作体験に挑戦してもらいました。 「どうすれば買ってもらえるか」を一緒に考え、アイデアを出し合いながら工夫して並べていきました。
2日目の朝は、古木里庫周辺に積もった壁面緑化の落ち葉を、ブロワーと竹ぼうきを使って掃除しました。その後は薪割りに挑戦し、交代で作業を進めながら2人協力してたくさんの薪を割ってくれました。薪割りに集中して取り組む姿はとても頼もしく、短い時間の中でも成長を感じることができました。
生徒さんが一つの作業に真剣に向き合い、丁寧に姿勢に感心しました。特に、2人が声を掛け合いながら効率的に作業を進める姿は、これからの成長につながる大きな力になるのではないかと感じました。
私たち自身も生徒さんたちとの交流の中で新たな視点を得ることができ、大変有意義な時間を過ごしました。
地域の方々や子どもたちに、私たちが扱う古材や薪ストーブ、建具のリユースに興味を持っていただき、また地域の方々にギャラリーなどをご利用いただくことで、気軽に遊びに来ていただけるような取り組みを、これからも続けていきたいと思います。
by_古木里庫 HACHI