ある日のすがぐみ

菅組全社会特別講演レポート「創造と共感の力を学ぶ:平田オリザ氏の講演から得た気づき」

先日、菅組の全社会の特別講演にて、演劇界の巨匠である平田オリザさんの講演を拝聴しました。
テーマは「わかりあえないことから コミュニケーションデザインとはなにか」。
平田さんの言葉は、私たちの日常や仕事、未来について深く考えさせられるものでした。


菅組全社会特別講演レポート「創造と共感の力を学ぶ:平田オリザ氏の講演から得た気づき」

平田さんは、演劇の舞台裏だけにとどまらず、現代社会におけるコミュニケーションや文化の重要性について熱く語られました。
特に印象的だったのは、「私たちが持つべき最も重要な力は、相手に共感し、それを共有できる能力である」という言葉です。

また、平田さんは、異なる背景や価値観を持つ人々が共に何かを創り上げるには、単に意見を合わせるだけでなく、お互いの違いを理解し尊重し合うことの必要性を指摘しました。
この考えは、私たちの日常や仕事場でも普遍的なメッセージとして響きます。


菅組全社会特別講演レポート「創造と共感の力を学ぶ:平田オリザ氏の講演から得た気づき」

平田オリザさん


菅組全社会特別講演レポート「創造と共感の力を学ぶ:平田オリザ氏の講演から得た気づき」

さらに、未来を担う若い世代へのメッセージも印象的でした。
「挑戦し続けること、失敗を恐れずに新しいことにチャレンジする勇気を持つことが、成長の鍵である」との言葉には、勇気をもらいました。

こうした平田さんの深い洞察と経験は、「わかりあえないことから始まるコミュニケーションのあり方」について、新たな視点をもたらしてくれました。
今回の講演を通じて、私も多くの気づきと刺激を得ることができました。

この貴重な機会に感謝し、今後も平田さんのメッセージを心に留めながら、より良いコミュニケーションを築いていきたいと思います。
平田オリザさん、ありがとうございました。


菅組全社会特別講演レポート「創造と共感の力を学ぶ:平田オリザ氏の講演から得た気づき」

【平田オリザさんのプロフィール】
平田 オリザ(ひらた おりざ) 劇作家・演出家・青年団主宰。
芸術文化観光専門職大学学長 青森県立美術館 館長。
江原河畔劇場 館長。豊岡演劇祭フェスティバル・ディレクター。
1962 年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。
1995 年『東京ノート』で第39 回岸田國士戯曲賞受賞。
1998 年『月の岬』で第5 回読 売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞受賞。
2002 年『上野動物園再々々襲撃』(脚 本・構成・演出)で第9 回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。
2002 年『芸術立国論』(集 英社新書)で、AICT 評論家賞受賞。
2003 年『その河をこえて、五月』(2002 年日韓 国民交流記念事業)で、第2 回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。
2006 年モンブラン国 際文化賞受賞。
2011 年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。
2019 年『日本文学盛衰史』で第22 回鶴屋南北戯曲賞受賞。

京都文教大学客員教授、(公財)舞台芸術財団演劇人会議理事、日本演劇学会理事、 (一財)地域創造理事、豊岡市文化政策担当参与、宝塚市政策アドバイザー、枚方市 文化芸術アドバイザー。 <著書関係(一部)>