菅組 安全大会2023を開催
菅社長あいさつ
菅生会の会長あいさつ
毎年、7月1日〜7日に実施される「全国安全週間」に合わせて、菅組の協力業者さん(菅生会を含む)にお集まりいただき、「安全大会」を実施しています。安全大会とは、建設現場でもっとも優先すべき労働者の安全についての理解を深め、建設現場における事故や労働災害を防ぎ、安全への意識づくりを行う決起集会のことです。
今回は2023年6月23日(金)に香川県観音寺市にあるハイスタッフホールで開催いたしました。
「安全は別格」という言葉通り、事前の安全確認や体調管理など、万全の状態で仕事に臨むにはとても重要なことなどを改めて共有しました。
安全優良表彰の専門業者の方々
そして安全大会では、毎回講師をお招きして私たちにとって役に立つ講演をしてくださいます。
今回は、身体技法研究者の甲野 陽紀(こうのはるのり)氏と、武道家、茶道裏千家講師の守 伸二郎(もり しんじろう)氏のお二人に「からだの在り様、心の在り様」を実際に体験しながら教えていただきました。
左:甲野陽紀 氏 右:守 伸二郎 氏
◆講師の先生からのメッセージ◆
近年「こころ」の制し方や、あり方に多くの注目が集まってきているが、身体に対する心の取り扱い方への過剰な情報により、そのバランスが大きく崩れてきているように思われる。
どちらに優先も重要もないが、爆速で流転する心の動きは身体からのセンサリングによって方向づけられやすいことを忘れてはならない。
つまりは、からだの在り様がその心の在り様を決めてしまうことが多いということだ。
実際に体を動かすことから、アウトプットを生み出す過程にある参加者の皆さんに、この観点からの「からだ」の在り様と使い様の重要性について、改めて考えて頂くきっかけとなる講演内容としたい。
参加者の皆さんが実践した例として、2人1組になって、1人が指先を合わせて手に集中する。そこで、もう1人がその手を合わせている人の肩を横に押す。そうすると、あまり動かない。
しかし、指先を合わせたまま、今度は指に集中しないで違うことを頭で考える(晩御飯どうしよう・・・など)。そうして相手が同じく肩を横に押すと、簡単に体勢が崩れてしまう。
このようななんとも不思議で、新しい発見のある体験をさせていただきました。
体と心は繋がっているということを改めて思い知らされました。
仕事でも日常役に立つ講演を拝聴することができました。
最後は、安全宣言をおこない2023年の安全大会は閉幕いたしました。
ご参加いただいた協力業者の皆様、ご講演いただいた甲野さま、守さま、ありがとうございました。