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ある日のすがぐみ

「菅組感謝の森」 2022・春

菅組では、林野庁が行う「社会貢献の森」という森林整備活動に関して協定を結び、国有林の森林整備活動「菅組感謝の森」を年に2回行っています。今回も綾川町の樫原国有林の間伐作業を、今年度の新入社員含む18名で行いました。また、今回は多度津高校の建築科1年生と先生も見学に来られました。
新緑の緑がとてもきれいでしたが、作業場はご覧の通りかなり急な斜面で、足場は安定しないところもあり、周りの枝も飛び出ているので注意して歩かなければ危険です。参加者はヘルメットに長袖、長ズボンとスパイク付きの長靴を履いて入山します。



最初に社長自ら伐採の仕方、注意点を説明しながら実演。倒したい方向を確認しながら、倒す側に「受け口」を作り、反対側に「追い口」をいれます。一見そんなに太くない木でも、ひとりで1本切るのはかなり息の切れる作業です。
新入社員も初参加の女性社員も、林業家の豊田さんや先輩方に指導してもらいながら、チャレンジ!




経験豊富な社員は、脚立を持ってきて木を倒すロープをかけたり、先回りして受け口を作ったりと、全体を見て連携をとってくれます。


伐採した木が他の木に引っかかってとれなくなる状態を「かかり木」といいます。「かかり木」を倒すことは、普段の伐採作業より危険を伴うので、より注意が必要です。できるだけ高くて丈夫そうな枝にロープを引っかけて、「いち、に!いち、に!」と息を合わせて引っ張ります。「倒れるぞー!」倒れる瞬間は森の空気がピンと張りつめます。木が倒れる時に枝を折る音、地面を揺らす音。見事に倒れると、自然と拍手がわきます。


今回は、いつもより「かかり木」になることが多く、倒す作業が大変でした。困難な作業になる場合は、無理せずプロの方に任せます。



およそ約3時間弱の作業で30本の檜の間伐を行いました。
切った後は木漏れ日のさす明るい森になり、陽が地面の下草にも届き、雨水も蓄えられる健康な山になります。




今回も怪我もなく無事に山を下りることが出来ました。
この日行ったことはほんの僅かなことかもしれませんが、50年100年もっと先の未来のふるさとを守るものです。地球と私たちの建設業という仕事、暮らしとのつながりを考える、貴重な体験になりました。


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