広島県 鞆の浦 探訪
｜ 雑誌掲載
3/22(日)。
広島県の鞆の浦へ行ってきました！
昨日で最終回をむかえたドラマ「流星ワゴン」のロケ地としてもホットなスポット。観光客がたくさんいました。
・・・で私たち菅組の目的は、ロケ地巡りではなく、船大工さんの取材です！
次回号の「せとうち暮らし」に掲載する菅組の記事の取材でおとずれました。
この船大工さんは、ただの船大工ではなく、鞆の浦で機帆船（木造漁船）をつくっている最後の船大工「碇侑（いかりすすむ）さん（８３歳！）」
この方で6代目というから、江戸時代から船に関わっておられる家系です。
新造船は需要がなくなり、今は作業場で船の修理等手を動かしておられます。
道具のことや船大工のことはもちろん、昔の鞆の浦の状況なども
教えてくださいました。
実際に木造船にも載せてもらいました！手入れがされているので、まだまだ丈夫！
とても乗り心地がよかったです。
船の安全を守る神様「船玉様」。
これも碇さんが作られるそうです。
写真は穴あけまでの船玉。これからこの中に、桧のサイコロ2個などを入れて蓋をし、碇さんのサインをいれて完成だそうです。
それが船に祀られます。
また、碇さんとも深いかかわりを持つ、創業300年以上の「澤村船具店」の奥様にもお話をうかがういました。
碇さんとのお話の中で出た道具をみせてもらえました。
町並みもとても素敵でした。
お昼は鞆の浦名物の鯛料理をいただきました。
私は「鯛そうめん」を。
そのあと、重要文化財の太田家住宅や海岸山 千手院 福禅寺客殿「対潮楼」などを見学。
仁尾にも通じるものがたくさんありました。
とてもよい取材ができました！
ご協力くださったみなさま、ありがとうございました！
by_USA
