せとうちスタイル取材 御手洗を訪ねて(その1)
| 雑誌掲載
先日、雑誌「せとうちスタイル」秋号(vol.3)の取材に同行してきました。
今回の舞台は広島県呉市豊町の御手洗(みたらい)地区です。
御手洗地区のある大崎下島へ渡る方法ははいくつかありますが、
今回は今治港からフェリーで岡村島へ、そこから車で橋を2本渡り、大崎下島へ上陸しました。
船の形をした今治港の「みなと交流センター」。
船の待合所やバス乗り場などの総合施設です。
フェリーに乗ってしまなみ街道を通過。
天気はよかったのですが、霧でぼやけています。
岡村島からは車で。
向かい側に見えるのが、今から行く大崎下島です。
これから渡る橋もみえました。
足元にも注目!
マンホールの蓋が「みたらい」バージョンでした。
「御手洗(みたらい)」地区は1994年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。(全国で38番目)
瀬戸内海を渡る船にとって、潮待ち・風待ちをするのに適した中継地点であったため、
寄港する船が多く、江戸時代から港町として栄えていたそうです。
江戸時代からの建物が数多く残されていたり、昔の形を残した改修がされていたり、
とっても綺麗な町並みでした。
最近では「オランジーナ」のCM撮影で使用されています。
ゆっくり歩いて1時間半ほどの町並みです。
今回ご案内いただいたのは「御手洗 重伝建を考える会」の尾藤さん(写真左)。
カメラマンは御手洗に移住して写真館を経営している宮川トムさん。
発売されたばかりの「せとうちスタイル 2号」でも紹介されています。
海へと続く路地。
こちらは「せとうちスタイル 創刊号」の表紙になっていた鳥居です。
三軒長屋と船大工さん。
( その2 へ続く…)
by sio