ある日のすがぐみ

MBA香川大学大学院地域マネジメント研究科にて講義

10月21日、当社代表の菅社長が、MBA香川大学大学院地域マネジメント研究科にて講義を行いました。
当日は、同研究科の学生の皆さんのほか、一般の方にもご参加いただきました。

「今、建築に何が可能か?」

建築をつくる集団として、今の時代に私たちに求められていることは何か。
建築業界や社会を取り巻く環境の変化を受け、私たち自身もその方向性を模索しながら、
ここ数年に取り組んできた新たな試みや、今後挑戦していきたいことなどを交え、
「これからも“建築にできること”を探し続けたい」という思いを語りました。


講義の中では、菅組の創業の歩み――宮大工を原点とする4代にわたる大工の系譜からはじまり、
これまでの施工事例やサステナブルビジョン、環境保全の取り組みについてもご紹介しました。
近くの山の木で家をつくる運動、大黒柱伐採ツアー、社会貢献の森「菅組感謝の森」、鎮守の森プロジェクト、
環境共生建築、生物多様性を育むビオガーデン、絶滅危惧種の保護池づくりなど、
地域に根ざした総合建設会社としての実践を幅広くお話ししました。

質疑応答では、三豊市在住の方から
「菅組さんで家を建てると“いい家を建てたんだね”と言われる。その背景にこうした活動があることを知り、納得した。
今後、環境保全の考え方や取り組みをどう広げていくのか」といった質問をいただきました。
また別の方からは、「住宅と一般建築の両方を手がける中で、会社としてどのように評価や位置づけを行っているのか」といった、経営学を学ぶ方ならではの鋭い視点からのご質問もあり、菅組としての今後の取り組みを考える機会となりました。

受講者の皆さん、講師の先生方、そして関係者の皆さま、
このような貴重な機会をいただき、心より御礼申し上げます。

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