SDGs レポート

環境×みらいプロジェクト

11月7日の日曜日、県庁の12階というとても見晴らしのいい部屋に集まったのは20名弱の県内から集まった高校生たち。少し緊張した面持ちで、地域や学年の違う子供たちが集まってきました。一番に現れたのは建築科に通う女子高生でした。

「環境×みらいプロジェクト」:香川県環境政策課

この企画は、環境美しい自然と快適な生活環境を将来の世代に引き継いでいくために、身の回りの環境問題を「他人事」と考えず「自分事」と捉え、行動をするために、普段通う学校を飛び出して、地域や学年の違う他校の生徒と協働して、学び、考え、発表をするプロジェクトです。10月~12月の間の3日間で、県内で活動されている方々の講演やワークショップを通して、より身近な「地域づくり」や、自らの就職や将来像への考えを深めるきっかけを作る、というものです。


第2回目 令和3年11月7日(日)場所:香川県庁12階第1.2会議室
❖身の回りの問題を実際に解決している具体例を学ぶ


この日はその第2回目。「身の回りの問題を実際に解決している具体例を学ぶ」というテーマで、講師として弊社の菅代表が約2時間、登壇いたしました。当社の環境に関連する取り組みや「我社のサスティナブルビジョン」を講演いたしました。
若い高校生を相手に、ということで社長もジェンダーギャップを感じながら、我社が県産材を推奨する理由、木造建築の優れたところや、世界で起きている違法伐採の問題、建築会社が担う責任などをお話しました。


海洋生物(カメとアザラシ)になってみたら…

自分たちでできることは何?

種類分けしてみよう、マイクロプラスチック

午後からは、昨年度の全社会でもお招きした、NPO法人アーキペラゴの理事もされている森田さんの講義でしたので、子どもたちと一緒に拝聴させていただきました。海ごみはどこからきているの?誰が困るの?どんな問題が起きているの?ワークも交えて考え、発表されました。自分たちでできることは何か、行動を起こすきっかけとなったようです。

子どもたちは、これから起きるかもしれない、いや、すでに起きている気候変動の影響を直に受けてしまう世代だからこそ、問題に向き合う姿勢も真剣で、こういうイベントに自ら参加されたのだろうと思いました。私たち大人がもっと真摯に、身の回りの事から社会的責任をしっかりと果たし、その姿勢を見せなければいけないなと、改めて感じます。

ナビゲーターの四国EPOの亀山さん、香川大学の学生の皆さん、森田さん、取材のナイスタウンさん、県のご担当者の皆さん、ありがとうございました!


県庁12階からの眺め。見慣れた仁尾の風景とは全く違う景色。大型マンションが次々と建設されていました。