SDGs レポート

技術研修会 社長講演「サステナブル・ビジョンの意味するもの」


2023年12月21日 社内技術研修会 社長講演会「サステナブル・ビジョンの意味するもの」を開催しました。

SDGsを題材にした社内の研修会としては第1回目となります。
菅組はSDGsが採択される以前から環境保全活動を行っています。それは、この地域に根ざし、人々の生活に貢献してきた建設会社としての責任を果たすためです。様々な活動を通じて、私たちの姿勢に多くの方々からご賛同いただいていることを実感しています。

2015年にSDGsが国連で採択された背景には、地球や人々の生活が持続不可能であるという警告があります。国境や人種を超えて協力し、人々の生活と地球の未来を守ろうというメッセージが込められています。 世界の人口が急増し、産業技術が急速に進化する中、自然破壊が進み、生物多様性が減少しています。

そのような中、私たちは建設会社として環境保全、社会的包摂、経済発展をどのように実現していくかを考えています。地域の一企業として存続しながらできることは何か、という視点も重要です。 2021年には、菅組が持続可能な姿を示す「サステナブル・ビジョン」を提言しました。SDGsを業務に取り入れ、その実現に向けて努力していますが、 日本の経済基盤に不安を感じながら日々の業務に追われる中で、菅組が目指す「サステナブル・ビジョン」を見失いがちになることもあります。

持続可能なビジョンの実現には、一致団結した取り組みが必要です。
改めて菅組がSDGsに取り組む理由と活動内容を再確認し前進するための方針を示すことで、更なる菅組の社会的価値の向上、経済価値に繋げる一歩となる研修会となりました。

受講した社員からの声を一部紹介します。

・昔は当たり前と思っていた自然環境(原風景)が、ものすごいスピードで失われている実感がある。これは非常に残念なことで、地域の建築業者としてできる活動はぜひとも進めていくべきだと思った。
・木材は四国産の材料を使用するように心掛けたいです。環境保全を常に意識した行動を取りたいと思います。
・持続可能なビジョンについてただ漠然としたイメージしかなかったのですが、今回の研修で、企業としての在り方、継続の為の方向性が少し理解できたように思いました。
・サステイナブビリティは社長もおっしゃっていた通りで、長期的な視野で取り組んでいくことで結果と成果が上がると思うので現況では目先の事が優先になってしまいがちではあるが全社でベクトルを合わせられるか?が重要だと感じました。
・売上拡大志向の利益追求だけでは長く会社を存続できない。持続可能な成長に向けた中身の「生長志向」と言う言葉は、いい言葉だと感じました。